

■サイトの中身は「ある意味でエンタテインメント」
――「だんなデスノート」というサイトを書籍化された狙いは、何ですか。
「最大の理由は、このサイトがテレビや週刊誌などで取り上げられるほどの人気サイトだったからです。
『妻たちが夫の悪口を書き込むだけ』というある意味、他人にとってはどうでもいいと思われるテーマが人気となった。
これは、日本社会の縮図ではないかと思ったんです。
夫の悪口に賛同する人がここまで多いなんて自分の想像外だった。
自分も結婚しているので、妻の不平不満はよくわかっているつもりですが、『夫の死を願う』とは驚きでした。
それに、『ゲス夫』たちの所業があきれる内容のものばかり。
ギャンブル、借金、風俗に浮気......ある意味、『見世物』として成立すると思ったからです」
「知人から、自分の妻がこのサイトを見て溜飲を下げているという話を聞いたんです。
『自分の夫はここまで酷くない、うちはまだマシなほうだ』と。
このサイトを知らない人にも読んでもらえれば、救われる既婚女性がいるんじゃないかと思ったんです。
ある種の『実用書』になるのではないかと」
【「旦那の歯ブラシで毎日トイレ掃除をしています」 夫の死を願う闇サイト 「だんなデスノート」を出版した編集の言い分www ネットでは賛否の声】の続きを読む